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歌会のお知らせ
☆1月の歌会

14日(土)13:30〜 歌会@京大サロン

☆『京大短歌』17号は京都の三月書房でもお買い求めいただけます。よろしくお願いします。
 
☆2011年3月、『京大短歌』17号が完成いたしました。
今回は、現役会員10名+OB・OGの方16名の作品に加え、評論、企画、前号評、一首評など充実の誌面となっております。ご注文は、ページ左下のメールフォームより連絡をお願いします。折り返し、郵送方法などお知らせいたします。

☆京大短歌では新会員を募集しています。
回生不問。大学院生や他大学生も歓迎です。

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☆会員による一首評を毎月1日と15日に定期更新しています。
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京大短歌17号
『京大短歌』17号 が完成しました。
現役会員とOB・OGの26作品を収めた読み応えのある分厚い一冊となっています。
今月の一首評
雨の夜は亡き人おもふほのぼのと発光をする馬のかたちの
栗木京子 (『夏のうしろ』)
 雨降りの夜には光が滲んで見える。
 ずっと眺めていると、その光の中に見えてくる輪郭がある。
 触れようとしても叶わない、そもそも遠さを精確に測ることすらできないのに、でも、手を伸ばす。落ちてきた水滴は私の体温をかすかに奪って、ほんのしばらく閉じ込めて、地に落ちて輪廻の続きへとまた戻る。

 たとえばそういう寄る辺ない思慕が、かたちを取るとしたら。なるほど、馬かもしれない。

 「光る」とか「光を放つ」ではなく、「発光をする」などと、なんだか平板な言い方を作者はしてみせる。馬が光ることが、大げさでない種類の摂理ででもあるみたいな気がしてくる。馬が光ることが、なにか切なげでほのあたたかい。
 提出歌の光はぼんやりとして定まらず、存在しない馬の輪郭を現実の私の指がなぞることは不可能だ。

 けれども、馬はいる。すこし湿ったような毛並みを、あるいは私のてのひらが感受できてしまうくらいの確かさでもって。もういない誰かをおもうときの、神妙な熱っぽさをその身に纏った馬が、この雨の夜にいるのだ。
笠木拓

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